たんぼねについて

たんぼねという名前

私たちの田んぼは、浅間山の麓にあります。田んぼにはツバメが飛び、蛙や水生昆虫、カモやアオサギも来て、生き物がたくさん集まります。たんぼね(田寧)の寧は、安らか穏やかという意味です。田んぼでたくさんのいのちに囲まれていると、安らかで穏やかな気持ちになります。そんな気持ちを名前にしました。

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酵素玄米とは

玄米は、固くて食べづらいイメージがありますが、酵素玄米は圧力鍋で炊いた後、3〜4日保温し、消化しやすくしたもちもちした美味しい小豆玄米ご飯です。体が疲れやすい、便秘がち、食事が不規則になりがちなど、体調が気になる時に1日1食の酵素玄米がお勧めです。

玄米の効果

白米にするとき削るぬかや胚芽には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素など、体に必要な栄養がたくさん含まれていて、玄米は副菜が充実していなくても、主食だけで栄養バランスのよい完全栄養食です。

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 たんぼねの始まり

25才の時、都心でやりがいのある仕事をしつつも、もっと自然の中で地に足をつけた暮らし、自給自足の暮らしをしたいと思い立ち、縁があって御代田町に移住してきました。経験が全くなく、初めてのお米づくりでしたが、懐が広く温かい農家さんたちに出会い、教わり、助けてもらいながら、20年余続けてきました。手伝いにいくと、必ず出してくれたのが、美味しいご飯やおこわ、漬物や野菜のおかずなどの「田んぼ飯」。美味しさにも感動しましたが、家族のように接してくれるその在りようにも感動し、こうありたいと思うようになりました。そして今、田植えや稲刈りの時に、手伝いの方にはいつも田んぼ飯を振る舞います。たんぼねのおむすびは、昔いただいた美味しいおむすびと農家さんのあたたかい気持ちから生まれたものです。

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 スタッフ紹介 

桒田温美(くわたあつみ)

20代前半、インドや南米など旅行した時目にしたことが忘れられず、環境や貧困など地球上の問題に向き合い解決を探る活動を仲間と開始。二年後、解決の一つとして自給自足の暮らしを目指そうと思い立ち、彼と二人で東京の会社を辞めて御代田町へ。暮らしすべて手作りされている農家さんや地域の方々との出会いから、農業やお料理だけでなく「地域で暮らす」ことを沢山教わりました。今も日々森暮らしを楽しんでいます。

 

桒田慎也(くわたしんや)

若い頃は山の美しさにとりつかれ、アメリカの国立公園をバスで巡ったり、海外のキリマンジャロやモンブランに登ったりと風のような性格でした。今は、頂上よりも森や森にすむ生き物が好きで、森の中に家族で建てたハーフビルドの家に住んでいます。カモシカやアナグマが窓から顔をだすことも。たんぼねのキッチンを建てたり、おむすびのお米を育てたりと、頭より体を動かす方で、日々忙しく働いています。